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写真展「讃雪の街」の原点 [雑感]

雪への郷愁
  最初の写真展は札幌の四季を撮ったものだったが,そんな中で次回がもしあるなら今度は冬だけでやってみたいという漠然とした思いがあった。ひょんなことから東京での個展が決まった時、これはもう雪の札幌しかないと確信した。なぜ雪に惹かれるか。一年の半分は雪のある札幌に暮らして60年以上経った今,雪は私にとって子供時代への郷愁である。
朝起きると玄関の戸を開けられないくらい雪が積もっていて,腰まで埋まりながら雪を蹴散らしながら学校に行ったものだ。帰ってくると道路の両脇に2メートルくらいは積み上げられた雪は格好の遊び場、直ぐに小山が出来てお尻で滑ったりしたものだ。屋根から下がっているツララの一番長いのをそっと折ってまるで王様の剣のように誇らしげに遊び仲間に見せたりした。スキーをつけて飼い犬に引っ張らせて道路を思いっきり滑ったこと。カンダハの金具も毛糸の靴下も皆凍りついて、それをはずす手も冷たく凍えていた.。
母の履く下駄の裏にはかんじきがついていた。歩くたびにキュキュとしまった音がした。
懐かしい音だ。かくまきの中にすっぽり包まって銭湯に行く,帰りには手ぬぐいが外に出たとたん板のように凍り、ぬれた髪は凍り付いてしまったものだ。夜中に目を覚まして,トイレに行くとき,縁側の板の上を父の足の上にのっかってイチニ,イチニといいながら一緒にいったこと,雪がしんしんと降る道をどこまでもどこまでも歩きつづけたい衝動に駆られたことなど
しかし,不思議なことに,そのどの思い出も寒くはないのだ。子供時代の生命力が雪の冷たさを感じさせなかったのかもしれない。先日男の子が,天に向かって大口を開き,降ってくる雪を迎え入れている光景を目にして,子供時代の思い出が懐かしくよみがえってきた。
大人になるにしたがって,雪は冷たく辛いものと感じるようになった。雪を撮ることで子供時代への郷愁がよみがえり,私に新たな力を与えてくれる。


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古典の時、鉛筆を潤ちゃんにかしてる

潤ちゃん!!もうすぐ定期テストだよ‥‥
やっぱり高3の古典は難しいことがいっぱいで
大変だ===!!でも一生懸命がんばるから
テスト簡単にして!!!!! お願いします♪♪♪
by 古典の時、鉛筆を潤ちゃんにかしてる (2007-05-25 18:09) 

JUNKO

了解、了解。
毎時間世話になっているものね。ちゃんとわかっていますよ。
日々易しい問題になっています。
でも、やさしすぎて馬鹿にされても困るから・・・ほどほどね。
皆の実力を高く評価しています。
だって教えている人いいものね。(笑)
by JUNKO (2007-05-25 19:05) 

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